2014年05月19日

高層木造建築時代の到来

Doopの長尾です。

17日（金）に、朝倉市に建築中の大型木造建築現場を見学しました。
幼稚園の建て替えで、構造は木造で建てられていました。
近年、公共建築物の木造化が国の施策として進んでいますが、民間でも徐々に増えてきています。

内部に入ってみました。大きな空間は木造建築では難しかったのですが、梁材にトラスを組んで大空間を実現しています。
こんな空間を木造で作るとは夢のような出来事です。
構造材の梁は人の背丈でもありそうです。


天井などの仕上げは想像出来ませんが、生活の中に木造と一緒だと本当に気持ちよくて、落ち着きそうです。
内部は従来の建物とほとんど変わりなく、エアコンや電気設備なども設置出来るとのことです。

外部の屋根の意匠は円形です。
木造の素材を上手く使って仕上げています。

懸念する火災対策も耐火被覆などの工事をやっていれば大丈夫です。
認定された素材が多く使用されています。

現在西欧などでは、７，８階建ての建築が木造で建てられ始めているようです。
日本も近い将来、高層木造建築の時代がやって来るかもしれません。