幅広耳納杉と土間のある家

幅広耳納杉と土間のある家玄関からLDKへと続く土間は、設計士の遊び心と各部屋を壁で間仕切ることなくエリアで空間を分ける役割も兼ねています。

4LDKの間取りを広々2LDKのゆとりある間取りへと変更。

床には、幅広で厚みのある耳納杉を使用し、LDKの壁面は腰壁を杉板・上部を塗装にて仕上げました。

極力シンプルなリノベーションを行うことで、費用を抑えつつ、住んでからも

DIYなどでお部屋をパワーアップしていける余白のある自由なお部屋に。

玄関?洋室?ウォークインクロゼット?なスペース

玄関を開けると目の前には、洋室と大容量の収納が広がっています。
洋室ではありますが、玄関と一続きにする事で、暗くて狭くなりがちな玄関の採光や空間の広がりを確保。そこは子供たちが遊べる自由な空間でもあり、大容量のウォークインを構える衣裳部屋でもあり、引戸を閉めてしまえば寝室としても使える多目的スペースに。

来客時には、扉を閉めてしまえばOK!

建具は、耳納杉に合うシナの合板にて製作致しました。
玄関入って直ぐのオープンスペースは、色々な用途を兼ね備えている分、
来客時には、戸を閉めてしまえばスッキリした空間に。
また、玄関のシューズボックスは、可動式の棚板のみで、棚板も耳納杉を使用しました。

キッチンだった空間は、簡易パントリーに。

元キッチンだった場所は、現キッチンの背面にあたります。冷蔵庫を置いたり、レンジや炊飯器などの家電類、食材のストックを置く場所としてシンプルにしあげました。
写真左手の木軸は、本来ボードを貼る予定だった場所です。工事途中のお打合せで、そのままがリノベーションらしくて面白いかも!と残すことに。

キッチンは、子供たちを見守りながら料理が出来る対面式に。足元にもご注目!

リノベーション前は、壁付で奥まっていたキッチン。床を上げる事で、キッチンの向きを90度振って家族と対話しながら料理が出来る対面式のキッチンを実現しました。
足元は、ササッと手入れが出来る様、土間と同じ塩ビタイルを貼りました。
背面の飾り棚には、お気に入りの食器や観葉植物置きに。